セラピストについて

 

 群馬県高崎市に生まれ育ち、学生の頃は友達付き合いも上手くできず、大人しく校庭の桜の木をただ眺めているような子でした。思春期を迎えてからは勉強にもやる気が出ず、理由の分からない無力感をずっと感じている子供時代でした。やっと何かに興味をもてるようになったのが18歳の頃。英会話に興味を持ち、留学のためにいったんは就職をして仕事掛け持ちで貯金をし、ニュージーランドへ。そこの語学学校で最初の伴侶となるチェコ人男性と出会い、結婚。彼とは一緒に3つの国で暮らしました。イギリス、日本、チェコで協力し合いながら何とか生活をしていました。

 

  チェコでの生活では、私は日本人として仕事は限られていた中でなんとか日系企業に就職、自分に与えられた職務を完ぺきにやらなくては・期待に答えなくてはと思い込み、早出・残業の日々。仕事のやりすぎでチェコ人の主人との関係も悪化し、また同僚や家族、日常生活の全てにおいて歯車が合わなくなり、うつ病にかかってしまいました。命からがら療養のため日本へ帰国。それが2012年初めの事でした。

 

  地元で療養して5か月目に、突然の連絡が。チェコ人の主人が山から滑落死をしたというのです。彼は一人で登山へ行き、山中で80メートルほど落下し、その日の夜に山の中腹でキャンプをしていた方が発見してくれたとのことでした。ロッククライミングが趣味の人でしたから、登山へ行くのもよくあることでしたが、突然のこと過ぎて受け入れるには時間が必要でした・・

 

  母親に付き添ってもらいチェコへ戻り、葬式や様々な手続きを行いました。その後チェコへは残らず日本へ帰ることを決めました。この時に病気の自分・伴侶を亡くした自分、ここが人生のどん底だ、あとは這い上がるのみと信じ、日本での生活をまた新たに始めたのでした。

 

  体調を考え、アルバイトから始め、短期の派遣をやって、外資系企業に就職。そんな中同じ地元のRさんと出会い、1年半後に再婚しました。全ての別れも出会いも今となっては必然のことであったのだと理解できます。真面目にコツコツ型のRさんと決めたらやる型の私は違う考え方をもち、お互いに刺激し合い精神的に成長しあえる存在でした。

Balance, Meditation, Meditate, Silent, Rest, Sky, Sun

  スピリチュアリズムや精神世界には、チェコにいた時から興味を持ち始め、書物を読んだりしながらなぜ自分は今こんな体験をしているのか、何を学んでいるのか内観することから始め、うつ病にかかった時も、どこかで未来は明るい、私は大丈夫と信じていました。瞑想することの大切さも理解し、今では毎日瞑想時間を設け内面を整えることをしています。

 

  スピリチュアルについて学んでいた中、2019年前世療法と出会い、その効果の高さ・素晴らしさに感動し、師匠となる一宇先生の元で前世療法を学びました。

 

  前世療法のセッションで伴侶のRさんとの前世の記憶を思い出したことにより、夫婦の間柄も最高の関係を保っていました。愛し合い、思いやる関係を築くことができたのも前世療法のおかげだと思っています。また最初の伴侶の魂とも前世療法のセッションで話をすることができ、ずっと疑問に思っていたことの答えをもらうこともできました。感動の瞬間、止まっていた時計がまた動き出した瞬間でした。

 

  そんな中 2019年の秋、Rさんが突然難病にかかりました。それは時間単位で進行してしまうとても恐ろしい病気でして、毎日必死で彼に付き添いましたが、37日間のICUでの闘病の末、43歳の若さで亡くなりました。あの時は毎日が地獄のように感じ、辛く苦しくて自分自身が死んでしまうのではないかと感じていたし、今も寂しく思うこともありますが、大切な人を看取るという貴重な経験をさせてもらったことや人として、多次元に生きる存在としてRさんには多くを学ばせてもらいました。そして今も助けてもらっており感謝でいっぱいです。

 

  またRさんの葬儀の翌日は、前世療法の中級講座の日でした。日程的に受講できるかわからなかったのですが、心のどこかで今回は受講しなければという思いがあり、天の流れに任せたら・・受講できることになりまして、その講座の際にRさんの魂と話をさせてもらいました。「苦しかった?」と聞く私に彼は「そりゃ、死ぬくらいだかんね~」といつものひょうきんなままで現れました。会話ができたことでどれほど救われたことでしょう。

 

  最愛の人を亡くす経験から様々な学びをさせてもらいました。自分の精神や感情の変化も感じながら、自分自身に今も向き合っています。そして私は幸せであり、愛されているという実感をもって今生きています。自分が今こんな風に前向きに生きていられるのは、前世療法のおかげです。

 

  私もつらい経験から立ち直れないでいる人やトラウマがある人、自身の人生をよりよくしていきたい人のサポートがしたい。それが前世療法士として歩みだした理由です。

 そして前世療法を行っていた2020年、瞑想をしているときに自分自身の前世を自分でたどれるようになっていました。自分で前世の自分の魂を救うなんてことを繰り返していた時に、ひょんなことから友人の前世を私がみるということをすることになり・・やってみたところ自分の前世を思い出すのと同様に人の前世もみられることがわかりました!

 それから40人ほどモニターさんに前世を見させてもらい、私には人を催眠誘導する前世療法よりも私が伝える前世リーディングの方がしっくりくることを確信し、これからは前世リーディングと称して人の前世をみて、そこからのメッセージ・アドバイスや魂の癒しを提供していこうと決心致しました。前世リーディング中には高次元の存在や亡くなった主人がサポートしてくれているのも感じています。だから私がセッションをしているのではないのです。私は高次元の存在とクライアントさんの間にいて、伝言係をやっているのです。

 私がやっていきたいことは今も変わっておりません。本来の自分に戻り、幸せな人生を歩みたい。そんなあなたの思いの手助けになりたい。それが私の願いです。

「ヨロン(与論島)の夜明け」の写真